ITスクール、システム・インテグレーション、人材コンサルティング、Webマーケティングを中心に、セキュリティ・ソリューション、広告事業なども手掛ける株式会社エスアイイー(以下、SIE)。
この会社が、どんな「今」を、どんな「未来」を見据えているのか、社員の「目」を通じて紹介する。
今回の「目」は、営業部の宮下優作。
彼の目に映る「ITエンジニア」の現状とは?!

中途採用のエンジニアが求められるコト

『引く手数多ではあるが、求められるスキルは上がっている』

SIEに所属するエンジニア、それぞれが持っているスキル、性格的な部分も把握し、どんな現場での作業が向いているか、取引先はどんな人材を求めているか・・・様々な要素を判断し、エンジニアにとって最適な環境を準備することに注力している営業部。
宮下の部でも毎月24~25人のエンジニアをアサインしているが、それらのメンバーが現場に入った後のアフターフォローとして、面談、ミーティングをすることも大きな業務の1つだという。
ある意味では、エンジニアを1番近くで見て、一番理解しているともいえる営業部員・・・。
そして中途のキャリア採用の担当もしているという宮下に、まずは、キャリアをもってSIEに入社してくる、「中途採用エンジニア」について話を聞いた。

すでにスキル、キャリアがある状態でSIEに応募してくるエンジニア。
そんなエンジニアの場合、どんなところをポイントに見ている?

宮下『業界歴は重要な指標かと思いますが、それよりも、これまでやってきたことがSIEに合うか。
一口に「ITエンジニア」といっても、開発エンジニアとインフラエンジニアがあるし、SIEが今後開いていく現場であったり、すでにある現場に合うかどうか、そこは細かく見ます。
どうしてもSIEは未経験中途、新卒というメンバーが多いので、そういったメンバーと一緒に現場に出てもらい、後輩を育成ができるかどうか、ここも大きなポイントだと思います。』

開発エンジニアとインフラエンジニア、いまSIEで求めているのは?

宮下『特にITソリューション事業部にいるエンジニアの9割5分がインフラエンジニア。
なので、SIEでは、開発側の案件はほぼないですね。 インフラ側の技術が求められる案件が多いです。』

実際の営業の現場、取引先の企業からは今、どんなタイプのエンジニアを求められることが多い?

宮下『営業部に異動してきたのは3年ほど前ですが、その頃から、「クラウド」が活発ですね。
AWSやAzureがキーワードになると思いますが、そこの分野の引き合いは多いです。
やはりいまだにITエンジニアは人材不足で、引く手あまたではありますが、求められるスキルは確実に上がっていると思います。
今後という意味では、やはりクラウド。AWS、Azureがキーになると思います。
その分野に精通している技術者は、まだそこまで多くないので、今のうちに勉強してエンジニアとして優位性を持っていれば、引く手あまたになると思います。』

営業部 宮下優作

現場の社員エンジニアが求められるコト

『スキルアップへの意識付け』

続いては現在SIEの社員として、実際の現場で活躍しているエンジニアについて。
ある程度のスキルも身につく「時間」を現場で過ごし、キャリアを積みつつあるエンジニア・・・宮下はこのようなエンジニアのどんなところを意識的に見ているのだろう?!

実際に現場に出ているエンジニアの方々については、どんなところを見ている?

宮下『今いる現場で詰まっているところはないか?飽きてしまっていないか?まずはこの部分を確実に見るようにしています。
特にキャリアが浅いエンジニアの場合、夜間作業を担当することも多いので、心とカラダ、その両方が健康かどうかを見る。
心配な方とは実際に会って話をしたり、場合によっては、現場の変更も検討します。』

少しずつスキルが身につく経験を積んできたエンジニアの皆さん。
そんな方々だからこそ「営業」として望むことは?

宮下『業界歴を積んだ来た方々に望むのは、「スキルアップ」への意識付けです。
長期的に同じ現場で活躍いただいているのもいいですが、中には飽きがきてしまう方もいます。
そんな状態で業務をしていると、辞めてしまうこともあるので、それを防ぐためにも、早めの現場のローテーションは意識しています。
この点については今後、特に活発にしていきたいですね。
逆の発想で、1つの現場に慣れてくると、効率があがる、ということもあります。
飽きずに同じ現場で作業を確実に続けられるエンジニア。
そんな働き方がいいという人も中にはいます。
そんな場合は、そういう方に現場のリーダーを任せるのも1つの手だと思います。
つまりどちらか。
ITエンジニアとして技術をさらに磨いていくのか、担当している現場内で仲間のエンジニアの面倒を見たり、担当の上長に営業をかけて、現場拡大をする、いわゆるマネージメント側なのか。
このどちらかにやりがいを感じ、成果が挙げられるようにしています。』

営業部 宮下優作

新人エンジニアが求められるコト

『1番求められるのはコミュニケーション能力』

さらに、これから現場に出ていくような新人のエンジニア。
キャリアをスタートさせたばかりのエンジニアについて、営業としてどのようなところを注目しているのかを聞いた。

これからアサインされて現場に入っていくぐらいのエンジニアの方々については、どのようなことを求める?!

宮下『エンジニアとしての経験は当然ないので、身についているスキル云々は関係なく、1番気にかけるのは、「コミュニケーション能力」。
話す力があるかどうかです。
やはり「ITエンジニア」といっても、ある程度契約先の上長の方々や、同じチーム内で仲間のエンジニアたちと会話する場面というのは少なからずありますので、会話ができるかどうかは、意識してみるようにしています。』

性格的な部分もあると思うが、やはり周りの人たちと会話できるというのは、組織の中で仕事をしていく上では、重要なことですよね・・・

宮下『フリーランスではなく、会社員としてエンジニアをしていく場合は、やはり会話は必要です。
ただ、その性格によって、「まじめで黙々とやる」タイプなのか、「周りと話しながらワイワイやるのが得意な」タイプなのか。
そこは見定めるようにしています。
現場ごとにカラーがあるように、それぞれの現場から上がってくるリクエスト、欲しいエンジニアのタイプというのも様々です。
そんな多岐に渡るリクエストに応えられるよう、どんなタイプで、どんな部分が得意なのかは、意識してみるようにしています。』

営業の方々って、そんな細かいところも見ているんですね・・・その他、新人エンジニアに対して求められるモノは?

宮下『もう一つは向上心。
これがあると現場でも重宝されるし、エンジニアとしての幅も広がっていきます。
ある程度業務をしていく中で、「サーバーの構築をしたい」、「ネットワークの構築をしたい」、「クラウドをやりたい」など、自分の進みたい道、方向性を考えている方は、伸びるのも早いと思います。
実際の現場では、単純な業務、新人エンジニアの方々が担当するような業務としては、システム監視などの現場が多いです。
そこではアラートが出たモノに対して、報告を上げたり、ちょっと調査をしてみたりが主な業務になります。
しかし、この部分については、自動化が進んでいます。
ここのパイが少なくなってきているのが現状です。
そういう意味でも、現場での業務をこなしながら、スキルを身に着け、将来どのような道に進んでいきたいかを、常に考えることも、重要なことだと思います。』

営業部 宮下優作

ITエンジニアとしてSIEに所属する意味

『充実のサポート体制が自慢!』

現在は営業部に籍を置く宮下だが、SIEに入社した時点では、「ITエンジニア」。
それも、全くの未経験者で、スキルもなし。
現在の新人エンジニアの方々と同じように、SIEが持つITスクール、「システムアーキテクチュアナレッジ」で研修を受けたという。
SIEでITエンジニアという職に就くこと、エンジニアの先輩としてどのように感じているのか、この辺りについて聞いてみた。

大学は法学部出身だが、SIEには「ITエンジニア」として入社している。
ITエンジニアという職業には、もともと興味があった?

宮下『大学については、法律を勉強したかったので、法学部です。
当時は法曹系のテーマを扱うドラマも多く、そんなものを見ていて、「法律って面白い!」と思ったのがきっかけでした。
自分の日常生活に身近なところも魅力の1つでした。
弁護士になりたいと思っていた頃もありましたが、大学院を出なければならないこともあって、諦めました。
特に技術があったわけではありませんでしたが、日常生活に近い、というところで、ITエンジニアにも興味がありました。
当時は世間にIT企業の話題も溢れていましたし、エンジニアの人材不足も今と同じように言われていました。
今後の市場価値という意味でも、「ITエンジニア」の価値が上がっていくのではないかと思い、更にはスキルが身に着くという点も魅力でした。』

ということは、最初はスクールで研修を受けた?

宮下『入社して1か月の研修を受け、その後4年間は「ITエンジニア」として活動しました。』

「ITエンジニア」として、SIEを活動の場に選ぶこと。
数あるIT企業の中で、SIEに所属するメリットはなんだと思いますか?

宮下『やはりうちにはITスクールがある、これが大きいと思います。
私もそうでしたが、未経験で入っても活躍できる土台がしっかりしています。
私も理系ではなかったし、大学も5年いたような学生でしたが、それでも1人のエンジニアとしてある程度の活躍ができたと思います。
その土台を作ってくれたのは、やっぱりスクールだと思います。』

研修としてスクールで学べるのは1か月?

宮下『基本は1か月。
ただ新卒の方は2か月研修を受けることができるし、最近だと、1か月研修を受けて、配属先が決まらなかった方は、もう1か月スクールでの研修を受けられます。
当社のITスクールは、あいている時間などは自由に使える仕組みになっています。
現場に出ているエンジニアでも、過去の授業などを振り返って勉強したいという方には、勉強できるようになっているので、そういう意味でもエンジニアのスキルアップに対するサポート体制は、しっかりしていると思います。』

ITエンジニアという生き方

『基本的には「正解」がある仕事』

自ら未経験エンジニアとして入社し、ITスクール「システムアーキテクチュアナレッジ」で研修を受け、ITエンジニアとして現場も経験。
その後は「営業部員」としてエンジニアに寄り添い、その活動の環境を整えている営業部の宮下優作。
様々な立場からITエンジニアを見てきた彼に、「ITエンジニア」という生き方について、最後にまとめてもらう。

ITエンジニアの方は、転職してもITエンジニア。
一生続けていく方が多い職業だと思いますが、長く続けていきたくなる、エンジニアという職業の良さってどんなところ?

宮下『例えば、営業という業務に「正解」はないと思います。
契約が取れれば「正解」かもしれないですが、そこに至るまでのルートは数多くある。
しかし、ITエンジニアという仕事には、基本的には正解があります。
勉強することで身につくモノ、経験を積むことで導き出されるモノがありますが、そんなモノが知識として自分の中に積み重ねていけるのが楽しさだと思います。
どんどん新しい技術も出てくるので、飽きも来ない。
自分のレベルアップもどんどんできるし、調べればすぐわかるというのも、いい環境でできる職業だと思います。』