宮川 みらい ITソリューション事業部

ITスクール、システム・インテグレーション、人材コンサルティング、Webマーケティングを中心に、セキュリティ・ソリューション、広告事業なども手掛ける株式会社エスアイイー(以下、SIE)。
この会社が、どんな「今」を、どんな「未来」を見据えているのか、社員の「目」を通じて紹介する。
今回の「目」は、ITソリューション事業部の宮川みらい。
「ITエンジニア」、そして「キャリアアップ」などについて話を聞いた。

担当業務について

『インフラ系システムエンジニアとして』

一般商社、通信キャリアなど、IT関連の現場に出向し、派遣社員として働いたり、あるいは業務委託として働いたり、お客様の委託案件をメインに担当しているITソリューション事業部。
その業務は、現場ごとに異なるが、SIEとして請け負うのは「運用保守」がメイン。
システムを管理し、何か問題が起きた場合や、お客様の問い合わせに対応するなど、システムが日々しっかり稼働するようにサポートするのが主な業務である。
そんなITソリューション事業部でリーダーを務める宮川。
まずは彼女の日々の業務について説明してもらう。

宮川『職業としては、インフラ系のシステムエンジニアになります。
お客様は自治体や公共団体、病院などインフラ的に欠かせないところが多いです。
そんなお客様たちが、日々の業務を滞りなくできるように、人事、給与などのシステムが乗っかっているサーバーを保守したり。
お客様が仕事をするために使うシステムを、下支えするのがメインの仕事となります』

1日のタイムスケジュールはどのような流れですか?

宮川『その時期によってばらつきはありますが、1日中お客様から問い合わせが入らないか、サーバーに障害が出ないか、その部分については常に対応できるよう、待機している状態です。
その他にも、サーバーの稼働確認などの定常的な業務もあります。
現在、私はマネージメントの立場にありますので、メンバー内で問い合わせへの対応がしっかりできているかを確認したり。
ルーティン作業的なモノはなかなかありませんが、そんな業務の間には、プロジェクトで必要なドキュメントを作ったり・・・日々運用しているとやはり、「あの部分、こうした方がいい」という改善ポイント、修正ポイントだったりも出てきます。
タスク的にはメンバー間の調整もします。
自社の仕事もちょこちょこやりますが、常駐先での作業が中心です。
ITソリューション事業部でも、リーダーたちは「SIEの人間」という意識がありますが、そうではない方達は、もしかしたら常駐先の社員、という感覚の方が多いかもしれません』

同じ現場にはSIEの社員も配属されている?

宮川『現在30名ほどのSIE社員が同じ現場にいます。
ただ、その中でも細かく分かれていて、部署の中にさらにグループがあり、その中には契約先の社員さんもいらっしゃいます。
さらにその中に業務チームがあるというカタチで、かなり細かく分かれています。
基本的には自治体のクラウドサービスを提供すること。
その運用について管理しています。
サーバーのメンテナンスなどの管理業務も含め、それぞれが違うことをやっている状態です。
私に関して言えば、お客様への報告をしたり、新しい顧客向けの新規プロジェクトについて動いたりもするので、お客様とどのような運用にするか、ということを取り決める文書を作ったり、運用自体を考えたりもします。
あとはやはり、メンバーのマネージメント部分が大きいです』

宮川 みらい ITソリューション事業部

キャリアアップについて

『2020年に「S1リーダー」に昇格』

ここまで話してもらったように、インフラ系システムエンジニアとしての業務を行うのと同時に、同じ現場のメンバーをマネージメントする、「リーダー」としての役割も担当している宮川。
2022年に現在の「S1リーダー」に昇格したのだが、ここでは「キャリアアップ」について話してもらった。

S1リーダーとは、どのようなポジションなんでしょう?

宮川『ITソリューション事業部の中には部長が6人いるんですが、その下に「Sリーダー」と呼ばれる方々がいます。
S3リーダー ⇒ S2リーダー ⇒ S1リーダー ⇒ 部長というカタチで上がっていきます。
現在、Sリーダーが社員数の15%ぐらい。S3、S2が多く、S1は10数人程です』

宮川さんは2020年にS1リーダに昇格されました。

宮川『とにかくがむしゃらに働きました(笑)。
リーダーをやる以上、システムエンジニアとしての実務も分かっていないと、メンバーも言うことを聞いてくれないので、その部分の勉強も欠かさないようにしています。
2018年にS3リーダーになったんですが、その時はまだ入社1年の新卒社員だったので23~24歳の頃。
新卒入社だと、中堅社員になった今でも年上の社員が多く、やはり男性が多い世界でもあります。
最初はそこのギャップに「どうしたらいいんだろう」、そして「負けられないな」という思いがありました。
周りのS3リーダーは全員年上でしたし、何したらいいだろうというところから始まり、とにかくひたすら動いて・・・ その結果、今があるんだと思っています。
ただ、まだまだS1リーダーになって3年。マネージメントの難しさは日々感じています』

IT業界もやはり年功序列が根強く残っている?

宮川『年上の社員が多い、とは言いましたが、実はそこまで「年上」、「年下」は関係ないかなとも思っています。
この業界特有なモノなのか、あるいはSIEの会社としての体質なのかは分かりませんが、ITエンジニア職って、技術職なのであまり年齢は関係ないのかと。
はやり「経験値」がモノを言う世界で、30歳を超えて未経験で入ってくる方がいれば、一方で、20代前半でも構築などの作業をしっかりやっている方もいる。
そういう業界的な雰囲気もあるので、私もそれに乗っかって、マネージメントができています。
SIEのリーダーも年齢はバラバラです。
40代の方もいれば、私より年下20代前半の方もいます。
いろんな年齢層の方々が同じ立場に立って同じタスクに向かっていく。
そんな中で、やったらやっただけ評価がしてもらえるのがSIE。
結果はもちろん、そのプロセスをとても評価してくれる会社。
私はそれでやってこれたと思っています』

元々「キャリアアップ」には関心があった?

宮川『はい。
もともとキャリアを築ける職に就きたい、というのはありました。
いろんな環境のこともあって、早く自立したかったです。
芸術・アート・音楽・ファッションに興味があり、大学では社会学を専攻していたので、新聞だったりジャーナリスト系の就職にも興味がありました。
どこどこの業界、というよりも、将来的にもちゃんと食べられる仕事、スキルが身につく仕事、キャリアを築ける仕事、という部分の方が自分にとっては重要だった気がします』

SIEについて

『日本の会社らしくない会社・・・』

2017年に新卒でSIEに入社した宮川。
もともとはIT業界に興味はなかったという。
大学4年の年末、就職に悩んでいた時期に、SIEに就職したサークルの先輩に出会う。
その方に誘われ、「自分の考えていることと合いそうだなと感じた。」とのこと。
それから6年。
現在の宮川に、SIEはどのように映っているのだろう?!

宮川『技術職には就きたいと思っていましたが、特に業界にこだわりはありませんでした。
IT業界についても知らなかったし、入社前にちょっと調べてみましたが、何も分かりませんでした。
SIEの印象については、どちらかというと入社した後にはっきりしてきた感じです。
入社後、当たり前のようにスクールで授業を受けて、資格を取って、現場で仕事をする。
後から、同級生と就職の話をすると、「研修2か月あるの?」、「資格試験の受験料だしてくれるの?」など、そんなところをうらやましがられ、ちゃんと教育してもらえてるんだと気づいたんです。
新卒は2か月研修して2つの資格を取れる。
中途でも1か月の研修で1つの資格を取る。
それは業界で働くための基本的な資格。
それをしてもらえるのは、やはり教育がしっかりしているんだなと思います。
全く知らないIT業界でしたが、入った後から「面白いな」と思っています』

SIEについては、どう思います?

宮川『「結果主義」ってよく聞きますが、そのプロセスも含めて、両方を見てくれる会社。
元々はスクールの会社なので、教育には力を入れています。
業界もばらばらの人たちが集まり、未経験の方でも大歓迎なので、とにかく多種多様な人がいて、同じ業務を行うのが面白いところかなと。
「会社の人間としてがんばれ!」というワケではありません。
以前、社長が言っていたのですが、「社員もお客さん。みんなが喜ぶ会社にしていきたい」と。
確かにそんな会社なのかなと思います。
日本的ないわゆる「会社」のイメージにとらわれていない会社です。
「柔軟」というコトバが合うかもしれません。
現場に出ていても、部長・リーダーや人事の方との面談があり、いろいろな話ができる。
会社との距離感はとても近く感じています』

「ITスクール」についてはどうですか?

宮川『私は新卒で入社したので、2か月間の研修を「システム・アーキテクチュア・ナレッジ」で受けました。
当時はただ資格を取るための、受験勉強のような感じでしたが、仕事をしてから、現場に出てみると、そのありがたみが分かりました。
会話の中で、「あっ、これ、研修で聞いたな」と、気づいたり。
資格的にはネットワークと、Linuxサーバーというところの基礎的な資格になるので、業界の中で飛び交っている用語も理解できたり・・・今思えば、スクールでの研修がないと大変だと思います。
IT業界は特に、一般の人がその会話を聞いても何を話しているのか分からない。
私もこういった機会に人に話すときに、普段使っている言葉では分からない、言葉を選ばないと、と頭のどこかで思いながらお話ししています。
未経験者はその状態で入ってくるので、「周りはせかせか忙しそうで、こんな初歩的なことは聞けない」、というような状況に陥るリスクがあります。
研修を受けて、話についていけるだけでも相当な自信になるはずで、その基礎が教えてもらえるのは大きい、逆にないと厳しい。
自社でITスクールをやっている強みだと思います』

OG訪問などでSIEを紹介するなら、会社内のどんな場面を紹介したいですか?

宮川『やはり一番はスクールですね。
勉強できる環境がある。教えてくれる人がいて、一般的にはお金を取って行っている授業を、社員なら受けられたり、テキストを借りれたり。
試験費も2回までなら会社が負担してくれます。
やはり教育に力を入れている。
そこはぜひ見てもらいたい。
あとは、先ほども言いましたが、プロセスを大切にしてくれる会社だということも伝えたい。
リーダーたちも一生懸命頑張って環境を整えようとしています。
社員と共に成長している会社かもしれません』

宮川 みらい ITソリューション事業部

システムエンジニアについて

『男性が多いが、むしろ女性に向いている職業かも・・・』

入社して6年間、宮川ががむしゃらに取り組んできた「システムエンジニア」。
右も左も何も分からない状態でIT業界に飛び込んだ宮川を、今やリーダーという立場にまで育ててくれたこの職業について、どのように考えているのだろう?

エンジニアという職業については、どう思います?

宮川『もともとは向いているとは思っていなかった・・・もちろん開発エンジニアなどは頭の中で論理的に考えられないと・・・という部分があり、割とエンジニアって、パソコンと1対1でやる仕事だというイメージがあったが、やってみると、「人」として接する部分がとても多いと思います。
人が使うシステムなので、その人に、どう使いたいかを聞かなければならないし、結局1人でやる仕事は、私のやっているインフラ系では、意外と少ないです。
チームで仕事をするし、例えばなにか障害が起こった場合も、1人では絶対に対応しません。
みんなで意見を出し合って対応する。
人とのつながりがある職種だと思います』

ITエンジニアに向いている人って、どんな人でしょう?

宮川『どの職業でもそうだと思いますが、やはりコミュニケーション。
これはITエンジニアでも必要です。
そして、日々勉強できる人。新しい知識を拒まない人。
特にIT業界は日々新しいことが起きているので、同じことをずっと続けるということはありません。
新しいことに興味をもって学んでいける、新しいことにチャレンジすることが負担にならない人。
そこがこの仕事の面白いところでもあります。
私は一人で仕事をすることがあまり好きではないのですが、みんなで一緒に意見を出し合いながら、担当するシステムに慣れて、いろいろ作ったり、お客様への対応をしたり。
この仕事は、新しいことにも、みんなで取り組めるのが、その魅力の1つだと思います』

女性にとってのエンジニアという職業についてはどう思いますか?

宮川『性別は関係ない職業だと思います。
女性の方がマルチタスクできるので器用な人が多い印象で、さばけることも増えてくるので、エンジニアとしては評価されることも多いかも・・・「運用保守」の業務では丁寧な仕事が求められます。
手順書に従って、必ず書いてあることをやらなければなりません。
慎重さを求められることも多いので、そういう意味では、女性にも向いているのかもしれません』

エンジニアとしての喜びは、どんな時に感じますか?

宮川『システムとかに何かが起きた時に、直ったり、お客様に感謝してもらえる瞬間。
人に感謝されるってうれしいんだなと、改めて感じます。
プロジェクトで、求められていた以上の結果を出せた時、私より上の立場の人に報告をした時に褒められた時。
それはこの会社では、対価にもつながる。
1つ1つクリアしていくのに、やりがいを感じています。
それがモチベーションかもしれません』

最後に、これからIT業界、SIEを就職先に考えている方にメッセージをお願いします。

宮川『SIEはまだまだ成長途中の会社。
ITソリューション事業部もいろんな制度を整えているところです。
会社と一緒に、自分も成長していける、という姿勢で仕事ができる会社。
もちろん教育にも力を入れています。
現場に出た後も、評価をしっかりできるよう、私たちもいろいろな部分を整えている最中です。
一緒に頑張ってもらいたい。
まだ未熟なところもありますが、その分、いろんな意見が反映されやすい雰囲気もあります。
未経験だからと言って怖がらないでほしいです。
私も未経験だったし、現場にいる9割以上が未経験かも・・・ブラインドタッチもできなかった私でも評価してもらえています。
一緒に頑張りましょう!』