ITスクール、システム・インテグレーション、人材コンサルティング、Webマーケティングを中心に、セキュリティ・ソリューション、広告事業なども手掛ける株式会社エスアイイー(以下、SIE)。

この会社が、どんな「今」を、どんな「未来」を見ているのか、 「社員の目」を通じて紹介する。
今回の「目」は、ITソリューション事業部の加藤周平。

大学新卒で選んだ「システムエンジニア」という職業について語ってもらった。

現在の職務

2022年4月にSIEに入社。現在2つ目の担当現場で、システムの運用保守を担当するエンジニアとして活躍している加藤。まずは日常の業務がどのようなものなのか、話を聞いた。

 

加藤ひと口にシステムエンジニアと言っても、設計・開発・運用・保守等、色々ありますが、僕は運用・保守を担当しています。お客様先に常駐しながらシステムを監視し、正常に作動しているかをチェックします。何か問題があれば、他グループにエスカレーションします。早急に解決しなければならない場合は、アクション会議を実施して対処を検討し、他グループと協力して問題を解決していきます。

あまり詳しいことは言えませんが、国が様々な物品、役職、一部の公共事業などをインターネット上で調達するときに使用しているシステムの監視、運用をしています。

メイン業務①  ・・・ システムの監視

システム上には様々な機能があるが、それらの機能が正常に作動しているかをチェック。システムは、AWS上のサーバーにあるがそのサーバー自体の確認も行う。

メイン業務② ・・・ 利用者と専門チームの仲介役

利用者からの問い合わせはまずヘルプデスクに入る。そのヘルプデスクから連絡を受けるのが自分たちの運用チーム。さらにその先には保守を専門とするチームがあるのだが、その問い合わせに対する回答の仕方を保守チームに確認。OKとなれば、ヘルプデスクにその対処法を戻す。

--現在のご自分の職務について、どんなことを感じていますか?!

加藤公的なシステムに関わっています。一般の方々が日常生活において直接触ることはほぼないシステムではありますが、そのシステムを使って、道路や下水道等の公共物が作られたりします。「国が動いている」場面を目の当たりにし、間接的ではありますが国の役に立ててるんだな・・・ということを感じています。

現在の職務

他業種、あるいは同業他社からの「転職」も多くみられるこのIT業界だが、加藤は4年制の大学を卒業後、いわゆる「新卒」でSIEに入社している。ここでは、大学で学んだこと、SIEを選んだ理由、そして新卒のメリットなどについて話を聞く。

 

--大学ではどのようなことを勉強されていたのですか?

加藤危機管理学部で学びました。日本でいう「危機管理」は、英語で言うと2つに分けられます。何らかの事象が起こる前に、リスクを管理する「リスク・マネージメント」。そしてもう1つは、何らかの事象が起きた後に、対策する「クライシス・マネージメント」。この2つの視点から、災害・テロなど、さまざまな「危機」について学ぶ、という学部でした。地震や災害が多い国=日本において、危機管理学部で学べば、将来に役立つと思い、この学部を選びました。ゼミは、「安全保障」。日本がテロにあった場合にどうするかなどを専門とするゼミに入っていました。

--その危機管理学部を卒業して、新卒でIT業界、SIEに入社されています。危機管理とIT・・・関連がありそうでなさそうで・・・どうしてIT業界を、そしてSIEを選ばれたんですか?!

加藤自分たちはちょうどコロナ世代。大学2年生の時にコロナが始まって、ほぼ外にも出れず、授業も2年間ほぼリモート、という状態でした。そんな環境の中で、「働く」ということ自体のイメージが湧かず、それに対する意欲もわかなかったんです。

さらにその時期に、父親が大病を患い、実家のことを手伝うことになったんです。就職活動よりも、むしろ父親と一緒にいられる数少ない時間を優先させた日々でした。ただそんな中で、父親に、「ちゃんと卒業して就職できてるよ」と報告できた方がいいかなと思い・・・。4年生の11月くらいにSIEに入社することが決まりました。

加藤まったくスキルがなく、知識もゼロで飛び込んだIT業界ですが、この業界を選んだのも、やはり「コロナ禍」が少なからず影響しているかなと思っています。父親のこともあって、先が見通せない状態だったこともあり、これからの時代でも伸びそうな業界ってどこだろう、と考えた時に、まっさきに思い浮かんだのがIT業界でした。さらに、「エンジニア」であれば手に職が付き、自分の将来にも役に立つかなと・・・ そんなことを考えながら職を探していました。

そして見つけたのが、SIESIEは入社後すぐに研修があり、資格を取らせてもらえます。SIE自社でITスクールをやっていていること、2つの資格を取らせてもらってから現場に配属される、そんな部分に魅力を感じ、SIEを選びました。技術をもって転職する方も多い業界にあって、まずは基礎から学べる、その安心感が、IT未経験の自分にとってはありがたかったんです。

--知識・技術ゼロで臨まれた研修、いかがでしたか?

加藤これは「新卒でよかったな」と思ったことなのですが、SIEの研修は、新卒入社だと2か月間受けられるんです。転職された方は1ヶ月なので、倍の時間です。焦らずに、基礎の基礎からしっかり学べます。先ほども言いましたが、使っているテキストもSIEが作ったモノで、とにかく2か月という期日までに、テキストを終わらせることが目標。最後の1週間ほどは模擬試験。そこで100点が取れれば、本番の資格試験でも大丈夫、というところまで教えて頂きました。

--IT初心者の方が受けても、その研修内容は分かるモノですか?

加藤研修後にL-PicLevel1CCNAという2つの資格を受けられるんですが、L-Pic Level1)に関しては、パソコンの知識、OSの知識など、初心者向けの知識からLinuxのコマンドライン操作等の専門的な知識まで幅広い知識を問われます。覚えることはとても多いですが、研修で解く問題集を100点とれるまで解けるようになればそこまでの難易度ではないように感じました。

CCNAに関しては、そのL-Picから一歩踏み込んだ部分が問われる資格になっているので、初心者の自分にとっては少々難しかったです。ただ・・・これもコロナ禍の影響なんですが、自分たちの時は、授業が全てオンラインでした。そのため、教室でサーバーの実機を使った授業が受けられなかったんです。なのでオンライン授業では講師の方が容易した専用の教材を使用して疑似的にルーティングの設定等をやってみるといったカタチでした。この部分については、現在はしっかり実機を使っての授業が受けられると思うので、安心していいと思います。

--会社選びの決め手の1つだった「研修」ですが、実際に受けてみて、いかがでしたか?

加藤とても分かりやすかった、というのが今でも残っている率直な感想です。自社でスクールを経営していて、テキストも自社製。講師の方々も何年も、L-PicCCNAという資格を取るための指導をしていらっしゃる方々で、本当にプロフェッショナルな方ばかりでした。

 

 

システムエンジニアという職業

2か月の研修を受け2つの資格を取った後、1ヶ月の待機期間を経て、現場に配属された加藤。それから4年ほどが経ち、現在は2つめの現場でシステムエンジニアとして活躍している毎日だが、システムエンジニアという職業について、どのようなことを感じているのだろうか?!

 

--ずばり、システムエンジニア、どんな人に向いている職業だと思いますか?

加藤システムエンジニアは、営業職に比べると、人との関わりがないように思われますが、実は、コミュニケーションがとても大切な職業です。営業職と違って、営業成績、このタスクをこの期限までにやらないと、という事はほとんどないと思います。今起こっていることを、瞬時に正確に伝えることが大切。エンジニアって、「モノづくり」というイメージが強いと思うんですが、そんなに敷居が高いわけじゃないんです。自分一人で何でもできてプログラムも作って・・・という、凄腕のエンジニアもいらっしゃいますが、自分一人だけではできないモノも、チームで取り組んで可能にしている。そんな環境で働いているエンジニアの方も沢山いらっしゃって、そこで大切になってくるのが、やはりコミュニケーションだと思います。

--SIE入社前にやってきたことで、今、エンジニアとして毎日を過ごす中で役に立っている事、何かありますか?

加藤駅構内のお弁当・惣菜屋さんでバイトをしていたんです。新幹線も乗り入れている大きな駅で、とても利用者が多い店舗でした。レジ打ちは迅速に、おしぼり・お箸もつけるのを忘れない、そんなことを機械的にミスなく淡々と「やりきる」ことを覚えました。その一方で個人的には、「きれいに見せる陳列」を意識して働きました。客観的に、自分がお客さんの立場だったら、商品が乱れている陳列は手に取って見ずらい。商品にとって「陳列」は重要だと思い、お客さんが見やすく、手に取りやすい陳列を心掛けていたら、商品が売れるようになったんです。店長からは「客観的に見れている。自分で動けるね」と言ってもらえました。

その経験は、今でも生きています。例えば、今担当している現場でインシデントが発生した時には、それをお客様に報告しなければなりません。ただ、チームメンバー全員がインシデント対応にかかりっきりになってはいけません。定常作業もある。あの人はあの部分に対応しているから、自分はこの部分でフォローしよう、そういった見方ができているのは、あのバイトが役に立っていると思います。

--会社員のエンジニア、SIEのエンジニアとして日々作業をされていて、なにか「これはよかった」と思うコト、ありますか?

加藤先程もちょっと触れましたが、フリーでエンジニアをやっている方は、もともと専門的な技術を持っている方々です。私もそうでしたが、ホントに何も知らないでこの業界に入ってくる人にとっては、やはり会社員としてキャリアをスタートさせる方がいいと思います。社会人として生活をしていく上でのサポートしてくれますし、仕事面でも、自分に合った現場に配属してくれるので、そこはとても大きなポイントです。現場に入った後も、その現場にはSIE先輩がいらっしゃったので、その先輩に一から教えてもらえました。

加藤そしてSIEは、資格を取ることを積極的にサポートしてくれる会社です。資格受験の補助など、エンジニアとして成長するための勉強を応援してくれる体制が整っています。他社のエンジニアの方に話を聞いても、資格手当が多く出るところはあまりないようです。SIEは資格をいっぱい取得したり、頑張れば頑張っただけ、手当などにも反映してくれます。ただ、強制はされず、自分のペースで資格を取ることもできるので、ありがたいです。自分の先輩でもすごい数の資格を取っている方がいますが、その先輩からも強制などはされたことがありません。あくまで「個」を尊重してくれる会社。エンジニアを育ててくれる会社だと思っています。

--そんな会社の体制が、加藤さんが初めて飛び込んだIT業界でお仕事を続けてこれた理由の1つ、ということでしょうか?!

加藤それはもちろんあると思います。さらに、最初の現場は人が少なかったこともあって、リーダーからいろんな仕事を振ってもらえました。いろんな経験ができ、新しいこともできるようになる環境だったので楽しかったです。自分ができる事の幅が広がった現場でした。2つ目の今の現場では、関わる人も増え、アットホームな環境で、楽しく仕事ができています。運用がメインの仕事ですが、若干保守についても経験できています。ここでも自分の成長を感じています。急に大きな仕事をポーンと振ってくるわけではなく、日々の業務をちゃんと見てくれている先輩がいて、自分のスキルに合わせて仕事を担当させてもらっています。

--将来的な「夢」はありますか?

加藤正直言うと、個人的には、どんどん上に行きたいという欲はあまりありません。ホントに自分のペースで資格を取得したり、今の運用の現場でも、自分の成長を感じているので、地道に一歩ずつ成長していければいいなと思っています。

--それでは最後に、ご覧のみなさんにメッセージをお願いします。

加藤自分は新卒でこの会社SIEに入りました。ITについての知識は何もありませんでしたが、ちゃんと2か月の研修を受ければ資格も取れるし、その先も、人としての基本的なことができていれば、成長できる環境が整っています。あまり心配しないで、気楽に挑戦してもらいたいです。