ITスクール、システム・インテグレーション、人材コンサルティング、Webマーケティングを中心に、セキュリティ・ソリューション、広告事業なども手掛ける株式会社エスアイイー(以下、SIE)。

この会社が、どんな「今」を、どんな「未来」を見据えているのか、社員という「目」を通じて紹介する。
今回の「目」は、営業部の宇野大樹。
自身も元々エンジニアとして現場に出ていた立場から、「ITエンジニア」という職業について話を聞いた。

エンジニアの方々の環境作りをする日々

--まずは、エンジニアの方々の活躍する場を開拓し、フォローをする営業部員としての日々の業務がどのようなものか、説明してもらう。

宇野『SIEに入社されたエンジニアの方々を、取引先企業のプロジェクトにアサインするのが、営業部の主な業務になります。また、プロジェクト内での拡大や、異なるプロジェクトへの提案、取引のない企業への新規開拓も行います。それと並行して、アサインしたエンジニアの方々との定期的な面談などのフォローも行っています。』

宇野さんの主な1日

基本的には9時~18時の勤務

午前 メールの確認
営業会議 (週2回)
・他の営業部員との情報交換
・担当以外の案件の進捗状況を確認
担当している企業とのやりとり
・担当エンジニアが携わっているプロジェクトの現状把握。
・新たなエンジニアのアサインの提案など
午後 午前中の会議を受けての作業
・新たに案件を紹介できそうなエンジニアさんの選定
・そのエンジニアさんとの面談の調整など
担当しているエンジニアの方々との面談
・毎月5~10名の方々と定期面談を行う

インタビュー|宇野 大樹 営業部

SIEでのキャリアは、エンジニアとしてスタート

宇野がSIEに入社したのは2020年5月のこと。「営業」としてではなく、「ITエンジニア」としての入社だった。

--まずは、転職先としてSIEを選んだ理由を教えて下さい。
宇野『専門学校を出た後に着いた仕事はアパレル関連でした。ただ、アパレル業界にいるのも、「10年ぐらいかな・・・」と漠然と思っていて。その後、転職活動を始めるんですが、当時は携帯電話がすごい勢いで普及していた時期で、これまた漠然とIT業界で職を探していました。
様々な企業について調べている中で、「未経験者でもプロジェクトに参加できて、それに伴うサポート体制がとても充実している」という部分に惹かれたんです。面談の時に、会社の中を案内してもらい、ITスクールでの授業の様子も見せてもらったんです。自分と同様に未経験の方々が、ITスキル、PCの基礎知識を学んでいる。そしてこれは、会社のHPを見た時にも思った事なんですが、講師の方々と近い距離で学ぶことができる、そんなところにも魅力を感じました。未経験の自分でも、キャリアチェンジができて、しっかりとサポートをしてくれてる。これがSIEを選ぶ決め手になりました。』

--未経験者としての入社・・・それまでITの知識などは全くなかった?!
宇野『アパレル関連の会社にいた時に、小物担当のバイヤーをしていた時期がありました。その頃、データをまとめたり、資料を作ったり・・・会社のPCでExcelをちょっと入力していたぐらいで、ホントに全く知識はありませんでした。』

--入社後、エンジニアとしてはどんな業務を担当されたんですか?
宇野『まずはインフラエンジニアとしての研修を受け、初めて就いた現場は、某情報システムの監視、保守、オペレーター業務でした。取引している企業様の営業時間外に、システムに入り、異常がないかを確認する作業がメイン。そのチームには9か月ほどいました。その後、同じチーム内の運用チームに移動し、異常が発生したら自分で対応する作業を担当。インフラエンジニアとして現場に出ていたのはトータル3年ほどでした。』

--現在は営業部に籍を置いていますが、エンジニアの体験が役になっているコトはありますか?
宇野『お客様との話し合いの中で、「〇〇のような案件があります」、と言われた時に、エンジニアとしての経験があるので、細かい作業内容もイメージがしやすい。またその業務について、自分と同じように未経験から始めているエンジニアの方々に、いろいろな角度から伝えることができるんです。エンジニアの方々をフォローしていくときにも、具体的な話ができるので、エンジニア時代の経験は確実に役に立っています。』

--ちなみに、アパレル時代の経験で、現在役に立っているコトは?
宇野『お店での販売員=接客業を通じて、何かを買おうと目的があってくる方、たまたまお店に入ってきた方、いろいろな方がいますが、どんな相手でもその方の話を聞いて、服を提案する。これは今の営業という仕事に通ずるものがあります。お客さんがどんなプロジェクトを抱えていて、どんなエンジニアを欲しているか。それに対して、こんなエンジニアがいる、こんなスキルを持っている、などの提案をする。形は違いますが、「話を聞いて提案をする」ということについては、役立っていると思います。』

ITエンジニアという職について

ITエンジニアとして現場も経験し、現在はエンジニアの方々をフォローする立場にある宇野。2つの異なる立場から「ITエンジニア」に接している彼の目から見た、「ITエンジニア」という職業とは・・・

宇野『まず思うのは、なくてはならない職業、ということです。今現在の私たちの暮らし、これだけインフラが浸透している中で、その部分を監視、運用、修復しているのがITエンジニアのみなさんです。この方々がいないと、ネットさえ使えません。間違いなく社会のためになる職業。そこは誇りをもって働いて頂きたいです。』

--ITエンジニアという職業に就く上で、大切なことって何でしょう?!
宇野『やはり人間性だと思います。そしてコミュニケーション。チームを組んで、人と関わり合いながら行っていく仕事です。どれだけIT的なスキルがあったとしても、チームのみんなとコミュニケーションが取れないとなると、厳しいのが現実。もう1つは積極性。未経験で入社される方が多いと思いますが、初めのうちは正直言って分からないことだらけです。それでも、分からないことを放っておかずに、先輩・同僚などに自分から聞けること。この積極性が、エンジニアとしての幅を広げる第一歩になると思います。』

インタビュー|宇野 大樹 営業部

SIEという会社について

--宇野さんから見たSIEという会社、どんな会社ですか?
宇野『一言でいうと、安心感がある会社、です。営業担当として、結局は自分で仕事をして、新たな仕事を取ってくるわけですが、サポート体制がしっかりしています。どの事業部でも、今、こんなことで困っているどうしたらいいか?という問いかけに、しっかり答えてくれ、サポートしてくれる。そういった意味で、安心感がある会社だと思うんです。

それは、エンジニアにとっても一緒で、PCの電源がどこにあるか分からないような状態で入社した自分でも、ITエンジニアになれた。研修から現場へのアサイン、現場に入ってからのサポートもとても助かりました。安心して前向きに仕事ができる会社です。』

--エンジニアとして受けたサポートで、印象に残っているモノはありますか?
宇野『資格を取って、日々自分のスキルを上げることが必要な職業なんですが、ただやはり現場での作業もあるので、なかなか勉強する時間が取れないのも事実。僕自身も、会社で行っている講義に、現場のシフトの関係で、なかなか参加することができなかったんです。
それを相談した時に、テキスト・参考書を貸してくれたり、講義を録画したモノを送ってくれたり・・・
もちろん自宅で講義が受けられたり・・・テキスト代も1冊でも結構かかるので、そういった部分でのサポートはありがたかったです。』

--最後に、このサイトを見ている方に、メッセージをお願いします。
宇野『先ほども言いましたが、とにかくサポート体制がしっかりしている会社です。これから会社に参加してくださる方には、その部分を一番にお伝えしたいです。そんな環境の整ったSIEで、いろいろなことにチャレンジしてもらえたらと思っています。そのためのお手伝い、ぜひさせてください!』